[本書について] [表示画面] [商標および免責事項] Windows UpdateなどによりWindowsのログオン仕様に変更があった場合、本製品が正しく動作しなくなる可能性があります。 本製品は医療機器、原子力施設、航空関連機器、軍備機器、輸送設備やその他人命に直接関わる施設や設備など、高い安全性が要求される用途での使用は意図されていません。該当する施設や設備には使用しないでください。 [版権/注意] |
目次
11.1 PassLogic for Windows Desktop
1 概要
PassLogic for Windows Desktop(以下、本モジュール)は、Windows端末に対して、PassLogic認証を利用してログオン可能になるモジュールです。
また、シームレスサインオン機能を併せてインストールすると、ブラウザにおける認証をスキップすることが可能となります。
本機能の詳細については「10 シームレスサインオン機能」をご確認ください。
【重要】
PassLogic認証サーバと本モジュールが通信して認証を提供するため、PassLogic認証サーバ(PassLogic クラウド版)の設定がなされていない状態で本モジュールをインストールしてしまうと、Windows端末にログオンができなくなってしまいます(※1)。
先にPassLogic認証サーバの設定が全て完了している状態(※2)で本モジュールのインストール・使用を開始してください。
また、他社のWindows認証製品と同時に使用することはできませんので、注意してください。
※1:Ver.2.0.2からは、設定のない状態でインストールされた場合、PassLogic認証をスキップしWindowsパスワードの入力でログインできるようになりました。
※2:本マニュアル「3.1 PassLogicサーバの設定」をご確認のうえ、ポリシーの設定とユーザの作成をお願いします。
2 動作環境
本モジュールの動作環境は以下の通りです。
下記以外のWindows OSエディション動作に関しましては、サポートへお問い合わせください。
【クライアント端末】
Windows 10 Pro 64bit版 Windows 10 Enterprise 64bit版 Windows 11 64bit版 Windows Server 2016 64bit版 Windows Server 2019 64bit版 Windows Server 2022 64bit版 |
※1:”.NET Framework 4.5.1”以上がインストールされている必要があります。
※2:シームレスサインオン機能を利用する場合、”.NET Framework 4.8.0”以上がインストールされている必要があります。
【PassLogic認証サーバ】
PassLogic クラウド版(Enterprise Ver.5.1.1) |
3 インストーラー配布前の準備
3.1 PassLogic認証サーバの設定
PassLogicクラウド版の管理ツールにアクセスし、「2-1. 運用管理ガイド(admin権限)」の「ポリシー設定」を参考に、「Windows Logonの使用」が有効なポリシーを作成し、以下のユーザに適用してください。
【ローカルユーザの場合】
Windowsのローカルユーザの場合、 PassLogicのlocalドメインのユーザとしてPassLogic認証サーバと認証を行います。
ローカルユーザ名 |
hostname\user01 |
PassLogicドメイン名 |
local |
対象PassLogicユーザ名 |
user01@local |
【Active Directoryユーザの場合】
Active Directoryと連携しているユーザの場合、 PassLogicのドメイン名をADドメインのNetBIOS名に設定する必要があります。
ADドメイン名 |
addomain.passlogy.com |
NetBIOSドメイン名 |
ADDOMAIN |
PassLogicドメイン名 |
ADDOMAIN |
対象PassLogicユーザ名 |
user01@ADDOMAIN |
【Microsoftアカウントユーザの場合】
Microsoftアカウントユーザの場合、 PassLogicのドメイン名をMicrosoftアカウントのメールアドレスのドメインに設定する必要があります。
Microsoftアカウント名 |
user01@passlogy.com |
PassLogicドメイン名 |
passlogy.com |
対象PassLogicユーザ名 |
user01@passlogy.com |
3.2 インストーラーの設定
PassLogic for Windows Desktopのインストール用のファイルは、Zipファイルと呼ばれるファイル形式でまとめた状態で配布しております。
以下の手順で、Zipファイルを展開したのちに、設定ファイルをお客様のテナント情報(アカウント情報)に合わせて、修正する必要があります。
ダウンロードサイトから「PassLogic_for_Windows_Desktop-3.1.0.zip」をダウンロードし、任意のディレクトリに展開します。
※ダウンロードサイトのURLは、ご利用されるお客様のみご案内しております。
以下の設定ファイルに設定を記述します。
[本モジュールZipファイル展開先]\x64\Passlogy\PassLogic\InstallSetting.txt |
設定するキー名と設定値の内容は以下の通りです。
【クライアント設定】
AuthURL1 ~ 4 (AuthURL1は必須) |
PassLogic認証サーバにアクセスするURLです。 【設定例】 ※テナント名の部分は、お客様によって異なります。 |
Tenant(必須) |
お客様のテナント名をご指定ください。 |
MaxRetryTimes |
PassLogic認証サーバ接続失敗時に再接続を行う回数です。 ※推奨値は”1”です。 |
ProxyFQDN |
PassLogic認証サーバ接続時に使用するプロキシサーバのFQDNです。 |
ProxyPort |
PassLogic認証サーバ接続時に使用するプロキシサーバへの使用ポート番号です。 |
MinPort (Ver.3.0.0から対応) |
シームレスサインオン機能利用時のみ使用する設定値です。 ※1:MaxPort以下の値である必要があります。 |
MaxPort (Ver.3.0.0から対応) |
シームレスサインオン機能利用時のみ使用する設定値です。 ※1:MinPort以上の値である必要があります。 |
Seed |
乱数表生成時に使用するシードです。端末毎に個別の値が自動で設定されます。 ※変更しないでください。 |
TimeOut |
PassLogic認証サーバ接続時のタイムアウト時間(秒)です。 ※推奨値は”10”です。 |
AdminAuth |
Administrator管理者をPassLogic認証対象とする設定です。 ・0:対象としない ※PassLogic認証の対象外として指定できるのは、「Administrator」というユーザ名のみです。 管理者権限を持つユーザを認証の対象外として指定することはできませんので、ご注意ください。 |
Administrators (Ver.3.1.0から対応) |
AdminAuthに”0”が設定されている場合、PassLogic認証の対象外とするユーザ名を指定します。 ・カンマ区切りで複数名指定できます。 Administratorsの指定が無い場合は、ユーザ名”Administrator”を指定したものと仮定します。また、Administratorsの指定があり、ユーザ名として”Administrator”をその指定に含ませていない場合は、”Administrator”ユーザはPassLogic認証の対象になりますのでご注意ください。 |
StaticUserSeed (Ver.2.0.2から対応) |
オフライン認証時、ユーザデータを保存する度に暗号シードを変更するかの設定です。 ・0:無効 有効にすると、オフラインデータの暗号強度は下がりますが、システム復元で端末を復旧した際、オフラインデータが使用できなくなることを防ぎます。 |
OfflineLogProtect (Ver.2.0.2から対応) |
オフライン認証時の、ログインプロテクトに関する動作を規定します。 ・0:ログインプロテクトは解除されているものと見なします。 |
【言語設定】
DefaultLang |
ダイアログメッセージのデフォルト言語を、10進数のロケールIDで記述します。 【例】 日本語:1041/英語(US):1033 |
【表示メッセージ設定】
MesExpiredPasswordErr( ※1 ) |
PassLogicパスワードが有効期限切れ、かつパスワード変更する必要がある時に表示されます。 |
MesExpiredPasswordWrn |
PassLogicパスワードが有効期限切れ、かつパスワード変更まで猶予がある時に表示されます。 |
MesNoData( ※1 ) |
オフライン認証データ取得失敗時に表示されます。 |
MesAuthFailed |
PassLogic認証失敗時に表示されます。 |
MesFailedOver( ※1 ) |
オフライン認証に規定回数以上失敗した場合に表示されます。 |
MesRemainWrn( ※1 )( ※2 ) |
オフライン認証できる回数が規定回数以下になった場合に表示されます。 |
MesLogProtect |
オフライン認証で、OfflineLogProtectに2を指定した場合に表示されます。 |
MesHelp01( ※3 ) |
ユーザ名入力時のヘルプメッセージです。 |
MesHelp02 |
PassLogicパスワード入力時のヘルプメッセージです。 |
MesHelp03( ※1 ) |
PassLogicパスワード入力時のヘルプメッセージです。 |
MesHelp04 |
PassClipパスワード入力時のヘルプメッセージです。 |
MesHelp05 |
トークンパスワード入力時のヘルプメッセージです。 |
MesHelp06( ※4 ) |
固定パスワード入力時のヘルプメッセージです。 |
MesHelp07 |
Windowsパスワード入力時のヘルプメッセージです。 |
MesHelp08 |
Windowsパスワード変更時のヘルプメッセージです。 |
※1:オフライン認証時のみ使用。
※2:@limit@の文字列を含めると、残り回数に置き換わります。
※3:@hostname@の文字列を含めると、コンピューター名に置き換わります。
※4:将来拡張用の予約項目です。
3.3 配布用インストーラーファイル作成
x64ディレクトリを含む、配布用インストーラーzipファイルを作成します。
4 インストール
Windows端末に本モジュールをインストールします。
管理者権限のユーザで操作を行ってください。
【重要】インストールする前に、再度ご確認ください。 PassLogic クラウド版の管理ツールでの設定はお済でしょうか? □ポリシー設定で、「Windows Logonの使用」にチェックは入っていますか? □上記ポリシーを適用したユーザを作成済みでしょうか? □シームレスサインオン機能を利用される場合、[管理ツール]→[設定]→
インストールする端末からPassLogicのユーザ認証画面にブラウザでアクセスできますか? □”https://[テナント名].passlogiccloud.com/[テナント名]/ui/”にアクセスできますか?
インストーラ用設定ファイル(InstallSetting.txt)の準備はお済でしょうか? □「AuthURL1」を正しく設定されましたか? □「Tenant」に、テナント名の設定はされましたか? □シームレスサインオン機能を利用される場合、「MinPort」、「MaxPort」を |
(1)3.3章で作成したzipファイルをデスクトップ等の任意のフォルダーに解凍します。
(2)インストーラーをダブルクリックします。
【シームレスサインオン機能を利用する場合】
PassLogic_WSI_x64.msi”のインストーラーをダブルクリック。
【シームレスサインオン機能を利用しない場合】
”PassLogic_x64.msi”のインストーラーをダブルクリック。
(3)「使用許諾契約書に同意します」にチェックを入れ「インストール」をクリックします。
(4)ユーザアカウント制御の確認ダイアログが表示された場合は「はい」をクリックします。
(5)「完了」をクリックし、OSを再起動します。
(6)PassLogic用のログオンフォームが表示されたらインストール成功です。
※「Secured by PassLogic.」の文字が画面に表示されます。
(7)管理者権限のユーザで再度ログオンします。ユーザ名を入力する場合はコンピューター名を含めて入力して下さい。
【例】「コンピューター名\ユーザ名」、「ユーザ名@コンピューター名」
(注意)Windowsではユーザ名の大文字小文字は区別されませんが、PassLogicでは大文字小文字を区別しますので、PassLogicに登録されているユーザ名と同一となるよう入力してください。
[サイレントインストール]
サイレントインストールを実施する場合は、(1)のステップでzipファイルを解凍したフォルダで下記コマンドを実行してください。
インストールを実施し、OSが自動で再起動します。
・サイレントインストールコマンド
msiexec.exe /i PassLogic_x64.msi /passive
※シームレスサインオン機能を利用する場合は”PassLogic_x64.msi”を”PassLogic_WSI_x64.msi”としてください。
5 オンライン認証
PassLogic認証サーバに接続できる環境であれば、オンライン認証を常時行います。
以下の手順でログオンします。
(1)ログオンするユーザーのタイルを選択します。
一覧にない場合は「他のユーザー」を選択してください。
(2)「他のユーザー」を選択した場合はユーザ名を入力します。
(注意)Windowsではユーザ名の大文字小文字は区別されませんが、PassLogicでは大文字小文字を区別しますので、PassLogicに登録されているユーザ名と同一となるよう入力してください。
(3)PassLogicパスワードを入力します。
【PassLogic<認証ユーザの場合】></認証ユーザの場合】>
【PassClip認証ユーザの場合】
【TOTP認証ユーザの場合】
(4)PassLogic認証サーバの認証方式の設定が”Hybrid”の場合は、Windowsパスワードを入力します。
「ようこそ」が表示されればログオン成功です。
6 オフライン認証
PassLogic認証サーバに接続できなかった場合は、自動的にオフライン認証に切り替わります。
一度、オンライン認証が成功しているユーザのみ利用できます。
(1)ログオンするユーザのタイルを選択します。
一覧にない場合は「他のユーザー」を選択してください。
(2)「他のユーザー」を選択した場合はユーザ名を入力します。
(注意)Windowsではユーザ名の大文字小文字は区別されませんが、PassLogicでは大文字小文字を区別しますので、PassLogicに登録されているユーザ名と同一となるよう入力してください。
(3)PassLogicパスワードを入力します。
【PassLogic認証ユーザの場合】
オフライン認証時は乱数表ウィンドウに残り表示回数が表示されます。
(オンライン認証をすることで残り表示回数が補充されます。)
【PassClip認証ユーザの場合】
【TOTP認証ユーザの場合】
(4)PassLogic認証サーバの認証方式の設定が”Hybrid”の場合は、Windowsパスワードを入力します。
「ようこそ」が表示されればログオン成功です。
7 Administrator管理者でログインする
「3.2 インストーラーの設定」のパラメータ「AdminAuth」の設定値が”0”の状態でインストールした場合、Administrator管理者(ローカル管理者、Active Directory管理者)は、PassLogic認証をせずにログオンすることができます。
※PassLogic認証の対象外として指定できるのは、「Administrator」というユーザ名のみです。
管理者権限を持つユーザを認証の対象外として指定できるのではないことにご注意ください。
(1)Administrator管理者のタイルを選択します。
一覧にない場合は「他のユーザー」を選択してください。
(2)「他のユーザー」を選択した場合はコンピューター名を含むユーザ名を入力します。
【例】「コンピューター名\ユーザ名」、「ユーザ名@コンピューター名」
(3)パスワードを入力します。
8 イベントログ
本モジュールのイベントログは、イベントビューアーの[Windowsログ]→[Application]の階層に保存されています。
ソース名を「PassLogic」でフィルタを作成するとまとめて閲覧できます。
シームレスサインオン機能を利用している場合、本モジュールのWindowsサービスのログが追加されます。
ソース名を「PassLogicLocalProxyServer」としてフィルターを作成するとまとめて閲覧できます。
9 アンインストール
以下の手順でアンインストールが行えます。
管理者権限のユーザで操作を行ってください。
アンインストールをすることで通常のWindowsパスワードのみの認証でWindowsにログオンできます。
(1)インストーラーをダブルクリックします。
【シームレスサインオン機能を利用している場合】
PassLogic_WSI_x64.msi”のインストーラーをダブルクリック。
【シームレスサインオン機能を利用していない場合】
”PassLogic_x64.msi”のインストーラーをダブルクリック。
(2)「次へ」をクリックし、「削除」をクリックします。
(3)ユーザアカウント制御の確認ダイアログが表示された場合は「はい」をクリックします。
(4)「完了」をクリックし、OSを再起動します。
(5)従来のログオンフォームが表示されたらアンインストール成功です。
※「Secured by PassLogic.」の文字が表示されなくなります。
[サイレントアンインストール]
サイレントアンインストールを実施する場合は、zipファイルを解凍したフォルダで下記コマンドを実行してください。
インストールを実施し、OSが自動で再起動します。
・サイレントアンインストールコマンド
msiexec.exe /x PassLogic_x64.msi /passive
※シームレスサインオン機能を利用していた場合は”PassLogic_x64.msi”を”PassLogic_WSI_x64.msi”としてください。
10 シームレスサインオン機能
10.1 概要
シームレスサインオン機能は、PassLogic for Windows Desktopの認証情報を利用して、ブラウザにおける認証をスキップ可能とする機能です。
10.2 導入手順
【PassLogic認証サーバ】
(ⅰ) [管理ツール]→[設定]→[基本設定]にアクセスします。
(ⅱ) 全般設定の「シームレスサインオンの有効化」にチェックを入れます。
(ⅲ) 「Windowsサービスのポートの最小値」を”InstallSetting.txt”の「MinPort」と同じ値に設定します。
(ⅳ) 「Windowsサービスのポートの最大値 」を”InstallSetting.txt”の「MaxPort」と同じ値に設定します。
(ⅴ) 画面下部の「次へ」を押下し、設定の保存を行います。
【Windows端末】
・本マニュアルの「2 動作環境」を確認の上、「3 インストーラー配布前の準備」、「4 インストール」を実施してください。
10.3 利用方法
(1)「5 オンライン認証」の手順に従い、Windows端末にログインします。
(2)ブラウザを開き、PassLogicのユーザID入力画面へアクセスします。 ※1、※2
https://[テナント名]passlogiccloud.com/[テナント名]/ui/
(3)自動ログオンが実行され、認証後の画面へ遷移します。
※1:SP-initiated SAML認証を行う場合は、通常通りSPのログイン画面へアクセスしてください。
その後に遷移するPassLogicのユーザID入力画面から、自動ログオンが可能です。
※2:アプリケーションリスト(メニュー画面)のスキップを指定したURLからのアクセスも可能です。
10.4 制約事項/注意事項
・本機能を利用できるWindowsアカウント種別は下記の通りです。
アカウント種別 |
利用可否 |
ローカルアカウント |
可 |
ADアカウント |
可 |
Microsoftアカウント |
不可 |
Microsoft Entra ID(旧Azuree AD)登録済みデバイスのローカルアカウント |
可 |
Microsoft Entra ID(旧Azuree AD)参加済みデバイスのADユーザ |
不可 |
・本機能はオンライン認証時のみ利用可能です。
オフライン認証後にオンラインとなった場合は利用することができません。
11 ログリファレンス
11.1 PassLogic for Windows Desktop
PassLogic for Windows Desktopモジュールが表示するログおよびメッセージのリファレンスです。
メッセージは、当モジュールのインストール時の設定ファイルで変更できる場合がありますので、変更している場合は読み替えてください。
メッセージ出力例
アカウント種別 |
コード |
オンライン/オフライン |
発生原因 |
対処方法 |
PassLogicパスワードが有効期限切れです。パスワードを変更して下さい。 |
err1000 |
ONline |
PassLogicパスワードの有効期限が超過し、ログオンできません。 |
PassLogicパスワードを変更して、オンライン認証でログオンしてください。 |
PassLogicパスワードが有効期限切れです。あとn回以内にパスワードを変更して下さい。 |
wrn1001 |
ONline |
PassLogicパスワード有効期限が超過しています。残りの許容ログイン回数分のログインができます。 |
PassLogicのポリシー設定「パスワード有効期限切れ後 認証許容回数」で指定された回数以内にオンライン認証でログオンし、PassLogicパスワードを変更してください。 |
オフライン認証データ取得に失敗しました。端末をオンラインにしてログオンして下さい。 |
err2000 |
OFFLine |
オフライン認証データがありません。 |
オンライン認証でログオンしてください。 【PassLogic認証サーバURL間違い】 【PassLogic認証サーバに接続できない状況】 |
ユーザ名またはパスワードが違います。もう一度入力して下さい。 |
err2001 |
OFFline |
オフライン認証が失敗しました。 |
正しいPassLogicパスワードで認証してください。 |
オフライン認証に連続で失敗したためログオンできません。端末をオンラインにしてログオンして下さい。 |
err2002 |
OFFline |
オフライン認証の失敗回数が超過し、ログオンできません。 |
オンライン認証でログオンしてください。 |
まもなくオフライン認証ができなくなります。あとn回以内に端末をオンラインにしてログオンして下さい。 |
wrn2003 |
OFFline |
オフライン認証データが少なくなりました。オフライン認証データの残り回数分の乱数表が表示できます。 |
オンライン認証でログオンしてください。オンライン認証でログオン成功すると、オフライン認証データが補充されます。 |
ネットワークに接続できません。 |
err0001 |
ONline |
PassLogic認証サーバにアクセスできません。 |
該当端末からPassLogic認証サーバに通信できるかを確認してください。 |
乱数表のサイズが正しくありません。 |
err0002 |
OFFline |
オフライン認証の乱数表サイズに異常が発生しています。 |
通常では発生しません。イベントログを採取し、弊社サポートまでお問合せください。 |
入力されたパスワードが一致しませんでした。 |
err0003 |
ONline |
ログオン時のWindowsパスワード変更で新パスワードとその確認の入力が一致していません。 |
ログオン時のWindowsパスワード変更画面で、新パスワードとその確認を同じものを入力してください。 |
パスワードの有効期限が切れています。パスワードを変えるには[OK]をクリックし、[戻る]をクリックしてから、サインインしてください。 |
err0004 |
ONline |
Windows 8.1のOS仕様より、ロック解除時にWindowsパスワードを変更できません。 |
ロック解除操作ではなく、ログオン操作でWindowsパスワードを変更できます。 |
システムエラーが発生しました。 |
※1 |
ONline |
予期しないシステムエラーが発生しました。 |
通常では発生しません。イベントログを採取し、弊社サポートまでお問合せください。 |
入力された値は不正です。 |
※1 |
ONline |
PassLogic認証サーバに対して許与しないパラメータ値を送信しました。 |
通常は発生しません。入力されたユーザ名、パスワードに許与しない文字が含まれている可能性があります。入力内容を確認してください。 |
プロセスIDが正しくありません。 |
※1 |
ONline |
オンライン認証の操作手順が正しくありません。 |
複数台の端末から同一ユーザのオンライン認証を同じタイミングで実施すると、最後の乱数表を表示した端末のみ認証します。この利用シーンにおいて、各端末の順序を決め、オンライン認証してください。 |
乱数表の有効期限切れです。もう一度やり直してください。 |
※1 |
ONline |
乱数表の有効時間が超過しました。 |
乱数表の有効時間内にログオンしてください。 |
このユーザIDは有効期限が切れています。 |
※1 |
ONline |
PassLogicのユーザアカウントの有効期限が超過しました。 |
PassLogicテナント管理者に問い合わせて、ユーザアカウントの有効期限を更新してください。 |
このユーザIDはログインが許可されていません。 |
※1 |
ONline |
PassLogicのユーザアカウントが無効です。 |
PassLogicテナント管理者に問い合わせて、ユーザアカウントを有効に変更してください。 |
アクセスが許可されていません。 |
※1 |
ONline |
PassLogic認証サーバの利用時間外です。 |
PassLogic認証サーバの利用時間内でログオンしてください。なお、PassLogic認証サーバの利用時間帯については、テナント管理者に問い合わせてください。 |
このユーザIDはロックされています。 |
※1 |
ONline |
PassLogicのユーザアカウントがロックされています。 |
テナント管理者に問い合わせて、ユーザアカウントのロックを解除してください。 |
ユーザID、またはパスワードが正しくありません。 |
※1 |
ONline |
オンライン認証が失敗しました。 |
正しいユーザ名、およびPassLogicパスワードで認証してください。 |
このユーザIDは新しいパスワードの設定が必要です。 |
※1 |
ONline |
PassLogicパスワードの有効期限が超過し、ログオンできません。 |
PassLogicパスワードを変更してください。 |
パスワード変更有効期限が近づいています。 |
※1 |
ONline |
PassLogicパスワード有効期限が超過し、数回分のPassLogic認証ができます。 |
数回分ログオンできますが、早急にPassLogicパスワードを変更してください。 |
認証方式がありません。 |
※1 |
ONline |
認証要求とユーザに設定されたポリシーが一致しません。 |
通常は発生しません。ユーザのポリシー設定を確認してください。 |
シークレットコードが見つかりませんでした。 |
※1 |
ONline |
PassClip認証のシークレットコードが設定されていません。 |
ユーザに対してPassClipリセットを実施し、再アクティベートしてから認証してください。 |
シードが見つかりませんでした。 |
※1 |
ONline |
TOTP認証のシード情報が設定されていません。 |
ユーザのTOTPトークンが設定されているかを確認してください。 |
時刻修正のため再認証してください。 |
※1 |
ONline |
TOTP認証でPassLogic認証サーバと時刻ズレが発生しました。 |
継続して二回目のTOTP認証することで、時刻ズレを補正してください。 |
時間ズレ補正ステップ1の範囲外です。 |
※1 |
ONline |
TOTP認証でPassLogic認証サーバと時刻ズレが発生しました。 |
継続して二回目のTOTP認証することで、時刻ズレを補正してください。 |
※1:PassLogic認証サーバからの応答メッセージをそのまま出力しますのでコードはありません。
11.2 シームレスサインオン機能
シームレスサインオン機能利用時に、「PassLogicLocalProxyServer」サービスがイベントログに出力するログのリファレンスです。
(注意){0}、{1}は、いずれも可変部分です。
メッセージ(日本語) |
メッセージ(英語) |
コード |
ログレベル |
発生原因 |
対処方法 |
Proxy Serviceを開始します。 |
Starting proxy service. |
10000 |
Information |
- |
- |
Proxy Serviceを正常に開始しました。 |
Proxy service started successfully. |
10001 |
Information |
- |
- |
Proxy Serviceの開始に失敗しました。 |
Failed to start proxy service. |
10002 |
Error |
サービス開始時のいずれかの処理に失敗しています。 |
コード11001、12001、13001、14001のいずれか発生していますので、その内容をご確認ください。 |
Proxy Serviceを停止をします。 |
Stopping proxy service. |
10010 |
Information |
- |
- |
Proxy Serviceを正常に停止しました。 |
Proxy service stopped successfully. |
10011 |
Information |
- |
- |
Proxy Serviceの停止中にエラーが発生しました。\n{0}\n{1} |
An error occurred while stopping proxy service.\n{0}\n{1} |
10012 |
10012 |
サービス停止時に、予期せぬエラーが発生しています。 |
通常では発生しません。イベントログを採取し、弊社サポートまでお問合せください。 |
Proxy Service設定の読み込みが完了しました。 |
Service config loaded normally. |
11000 |
Information |
- |
- |
Proxy Service設定の読み込みに失敗しました。\n{0}\n{1} |
Failed to load service config.\n{0}\n{1} |
11001 |
Error |
サービス設定(レジストリ)の読み込み時に、バリデーションエラー等が発生しています。 |
{0}の内容をご確認していただき、”InstallSetting.txt”を正しく設定した上で、再インストールを行ってください。 |
システム情報の読み込みが完了しました。 |
System imformation loaded normally. |
12000 |
Information |
- |
- |
システム情報の読み込みに失敗しました。\n{0}\n{1} |
Failed to loaded system imformation.\n{0}\n{1} |
12001 |
Error |
システム情報の設定の読み込みに失敗しています。 |
通常では発生しません。イベントログを採取し、弊社サポートまでお問合せください。 |
Httpサーバを正常に開始しました。 |
Httpサーバを正常に開始しました。 |
13000 |
Information |
- |
- |
Httpサーバの開始に失敗しました。 |
Failed to start http server. |
13001 |
Error |
httpサーバの開始中にエラーが発生しています。 |
コード20000、20003のいずれか発生していますので、その内容をご確認ください。 |
Httpクライアントを正常に開始しました。 |
Http client started successfully. |
14000 |
Information |
- |
- |
Httpクライアントの開始に失敗しました。\n{0}\n{1} |
Failed to start http client.\n{0}\n{1} |
14001 |
14001 |
サービスからPassLogic認証サーバへ通信を行うためのクライアントの生成に失敗しています。 |
通常では発生しません。イベントログを採取し、弊社サポートまでお問合せください。 |
現在のOSでは’HttpListener’を使用することができません。 |
'HttpListener' cannot be used in the current operating system. |
20000 |
Error |
httpサーバが利用できないOS環境の場合、発生します。 |
本マニュアル「2 動作環境」に記載されている、OSバージョン、.NET Frameworkバージョンを満たしているかご確認ください。 |
{0}ポートで'HttpListener'のListenを開始しました。 |
'HttpListener' started listening on port {0}/tcp. |
20001 |
nformation |
- |
- |
{0}ポートで’HttpListener’のListenに失敗しました。\n{1} |
'HttpListener' failed to start listening on port {0}/tcp.\n{1} |
20002 |
Warning |
特定のポート({0})でhttpサーバのListenに失敗しています。 |
同時にコード20001、13000が発生している場合、対処を行う必要はありません。 ・InstallSetting.txtのMinPort - MaxPortのポートについて、OS設定にて使用を許可する。 ・InstallSetting.txtのMinPort - MaxPortの範囲を変更した上で、本モジュールを再インストールする。 |
全てのポート({0} - {1})で’HttpListener’のListenに失敗しました。 |
'HttpListener' failed to listen on all ports of {0} - {1}. |
20003 |
Error |
InstallSetting.txtのMinPort - MaxPortのポートが、いずれも使用できない状態です。 |
コード20002の対処方法をご確認ください。 |
メインスレッド内で、httpリクエストの処理中にエラーが発生しました。\n{0}\n{1} |
An Error occurred while handling a http request in the main thread.\n{0}\n{1} |
21000 |
Error |
httpリクエストの待ち受け時にエラーが発生した場合などに発生します。 |
通常では発生しません。イベントログを採取し、弊社サポートまでお問合せください。 |
ワーカースレッド内で、httpリクエストの処理中にエラーが発生しました。\n{0}\n{1} |
An error occurred while processing a http request within a worker thread.\n{0}\n{1} |
21001 |
Error |
ブラウザがhttpリクエストを中断した場合などに発生します。 |
通常は対処を行う必要はありません。 |
’HttpListener’の停止中にエラーが発生しました。\n{0}\n{1} |
An error occurred while stopping 'HttpListener'.\n{0}\n{1} |
22000 |
Error |
httpサーバの停止中にエラーが発生しています。 |
通常では発生しません。イベントログを採取し、弊社サポートまでお問合せください。 |
httpリクエストを受信しました。\n{0} |
Http request received.\n{0} |
30000 |
Information |
- |
- |
リクエストのオリジンが空です。 |
Origin in the request is empty. |
40000 |
Warning |
ブラウザのリクエストに、ORIGINヘッダが含まれていません。 |
|
リクエストのオリジンは許可されていません。\n{0} |
Origin in the request is not allowed.\n{0} |
40001 |
Warning |
ブラウザがリクエストを実行したオリジンからのアクセスが許可されていません。 |
ユーザ画面(/ui/)へアクセスする際のオリジンが、InstallSetting.txtの「AuthURL1- 4」のいずれかのオリジンと同一であることをご確認ください。 [オリジンについて] |
csrfトークンが不正です。\n{0} |
Csrf-token is invalid.\n{0} |
41000 |
Warning |
本モジュールが提供するインターフェイス(JavaScript)以外からリクエストを送信した場合や、非サポートのブラウザからリクエストを送信した場合に、発生する可能性があります。 |
ご使用されているブラウザが、PassLogic クラウド版に対応していることをご確認ください。 上記または発生原因に当てはまらない場合、イベントログを採取し、利用ブラウザの情報と併せて、弊社サポートまでお問合せください。 |
csrfトークンが一致しませんでした。\n{0} |
Csrf-token did not match.\n{0} |
41001 |
Warning |
本モジュールが提供するインターフェイス(JavaScript)以外からリクエストを送信した場合や、非サポートのブラウザからリクエストを送信した場合に、発生する可能性があります。 |
ご使用されているブラウザが、PassLogic クラウド版に対応していることをご確認ください。 上記または発生原因に当てはまらない場合、イベントログを採取し、利用ブラウザの情報と併せて、弊社サポートまでお問合せください。 |
ユーザを特定できませんでした。\n{0} |
User could not be found.\n{0} |
42000 |
Error |
リクエストを送信してきたブラウザについて、実行ユーザのID、Windowsドメインが特定できなかった場合に発生します。 |
通常では発生しません。 |
ユーザの特定処理においてエラーが発生しました。\n{0}\n{1} |
An error occurred while locating the user.\n{0}\n{1} |
42001 |
Error |
リクエストを送信してきたブラウザについて、実行ユーザの特定中にエラーが発生しています。 |
通常では発生しません。 |
ユーザキーが見つかりませんでした。\n{0} |
User-key not found.\n{0} |
43000 |
Error |
サービス内において、ユーザの認証情報を紐づけるためのキーが見つからなかった場合に発生します。 |
通常では発生しません。 |
ユーザキーに紐づくトークンが見つかりませんでした。\n{0} |
Token associated with User-key not found.\n{0} |
43001 |
Warning |
ユーザ画面(/ui/)の「自動ログオン」を押下した際に、発生する場合があります。 |
Windowsに本モジュールのオンライン認証にてサインオンしていることをご確認ください。 |
リクエストボディの解析に失敗しました。\n{0} |
Failed to parse request body.\n{0} |
44000 |
Error |
本モジュールが提供するインターフェイス(JavaScript以外からリクエストを送信した場合や、非サポートのブラウザからリクエストを送信した場合に、発生する可能性があります。 |
ご使用されているブラウザが、PassLogic クラウド版に対応していることをご確認ください。 上記または発生原因に当てはまらない場合、イベントログを採取し、利用ブラウザの情報と併せて、弊社サポートまでお問合せください。 |
認証サーバのAPI |
An API call to PassLogic server has failed.\n{0} |
50000 |
Error |
Windows Logonオンライン認証/シームレスサインオン実行時、PassLogic認証サーバのAPI呼び出しが失敗した場合に発生します。 |
以下をご確認ください。 ・PassLogic認証サーバが起動していること。 ・AuthURL1に指定しているURLのポートがアクセス可能であること。 |
認証サーバのAPIがエラーコードを返しました。\n{0} |
PassLogic server API returned an error code.\n{0} |
50001 |
Warning |
Windows Logonオンライン認証/シームレスサインオン実行時、PassLogic認証サーバのAPIがエラーコードを返した場合に発生します。 |
導入する対象の端末が「2 動作環境」を満たしていることをご確認ください。 |
認証サーバのAPIが不正なデータを返しました。\n{0} |
PassLogic server API returned invalid data.\n{0} |
50002 |
Error<></> |
Windows Logonオンライン認証/シームレスサインオン実行時、PassLogic認証サーバのAPIが不正なデータを返した場合に発生します。 |
導入する対象の端末が「2 動作環境」を満たしていることをご確認ください。 |
認証サーバのAPIが不正なデータを返しました。\n{0} |
PassLogic server API returned invalid data.\n{0} |
50003 |
Error |
Windows Logonオンライン認証/シームレスサインオン実行時、PassLogic認証サーバのAPIが不正なデータを返した場合に発生します。 |
導入する対象の端末が「2 動作環境」を満たしていることをご確認ください。 |